無料 雲の想い 2012年09月
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陸前高田視察②
2012/09/11(Tue)
Teraです

陸前高田の市役所周辺へ移動しました。

陸前高田視察⑤
陸前高田市役所です

ここは海岸からかなり離れていて、周辺には大きな体育館やスーパーなど中心地だったようです。
この市役所も屋上まで津波が来ていて3階にいた人は助からず、屋上にいた人も手すりなどのつかまってなんとか
助かったらしいです。

陸前高田視察⑥A 陸前高田視察⑥B
市の施設(左)、大型スーパー(右)

陸前高田視察⑦
この体育館や上の写真左の施設はすべて避難場所に指定されていました。

こんなコンクリートでも簡単に破壊されています。

案内してくれた、観光物産協会の副会長さんはちょうど自宅にいて市の避難指示の放送を聞いていたそうです。
最初は3m、次は6mの津波が来るので避難してくださいと放送がかかり、そのあと早く避難するよう放送がかかったところで切れたそうです。

実際は高さ13m、時速70kmくらい津波が来たらしく、市役所の3階くらいの高さの所では全くダメだったそうです。
中には市役所の屋上から近くのスーパーに流され、非常階段につかまり、なんとか助かった方もいたそうですが、体育館など避難した方は3名くらいしか助からなかったそうです。

陸前高田は海岸から平地の部分が多く、この市役所のある所も周りの山など高台まで少し距離があります。
しかし、海岸からの距離を考えるとここに避難するのが普通だと思いました。
誰も見たことも、経験したこともない今回の震災ではそれを判断したり、予想するのはかなり困難だと思いました。
この場所に立って、海岸までの距離を見ると、あらためてその破壊力と規模の大きさが分かります。
自分だって、市役所の屋上に逃げると思います。

陸前高田視察⑧
さらに市役所からさらに内陸に行ったところに、観光物産店がプレハブですがあります。
ここも津波が来ています。

陸前高田視察⑨
ここ駐車場から眺めると正面に、先ほどの市役所やスーパーがあります。
さらにそのずっと向こうが海岸です。
本当に、ここまで津波の被害があったのか信じられません。

副会長さんも、いつおりてくるか分からない復興支援の1000万円より、ここで買物してくれる1000円のほうがありがたい、とおっしゃてました。

たくさんの寄付金がニュースで集っているの聞いていたつもりですが、被災地にはなにも還元されてないのが現実で、瓦礫集積所に見える所も、持って行くところがないのでここに置いてあると言ってました。

陸前高田視察⑩
帰りの気仙沼市内の光景

気仙沼では、このような船がそのまま残ってました。
このような船を解体して撤去するのは、船を造るのと同じくらいお金がかかるので、撤去しようと思ってもできないそうです。

被災地は1年前に比べると、瓦礫がなくなっているだけで、新しく復興しているという感じではなかったように思えます。

また、お金や生活の問題だけでなく、精神的に問題を抱えている人も多く、そういった方の心のケアも重要だとおっしゃってました。
これだけの被害、多くの方が亡くなり、世間では『復興』や『絆』という言葉をたくさん聞きますが、外から言う人と、実際に被災された方とでは立場が違います。

自分でも復興って何?って考えることがあります。

瓦礫がなくなり、新しい建物ができて、たとえ以前と同じ生活ができたとしても復興って言えないんじゃないかと思います。

たくさんの方が亡くなり、その一人一人に人生があり、いろんなつながりを考えると残された方は、一生あまりにも大きなものを背負って生きていかなくてはいけません。

それを考えると、生きているだけでどんなに奇跡的なことなのかと考えさせられます。

現地の方も、ぜひ実際の自分の目で見て欲しいと言われたことを思い出しました。
ニュースの映像だけでは、決して伝わらないと思いましたし、多くの人がもっともっと関心を持ち、復興という言葉が正しいか分かりませんが、まだまだ多くの時間がかかると感じました。

視察に協力してくれた、観光物産協会の方に感謝したいと思います。

おわり。




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